「月次祭」について


「月次祭」について

「月次祭」(つきなみさい)と読みます。鶴見神社では、古くから「月始祭」(つきなみさい)と祝詞に書いてあります。全国津々浦々、何処の神社でも毎月1日あるいは15日も行われるところもあります。
古くは毎月行われたようですが、「延喜式」を見ますと6月と12月の11日に行うことが規定されていたことがわかります。朝廷と伊勢神宮で行われ、11日の朝には畿内に祀られている304座の神に対し朝廷(神祇官)から幣帛が分け与えられた(班幣)と、記載されております。その後、班幣は伊勢神宮のみとなり、室町時代に入ると応仁の乱などにより班幣は廃されるようになりましたが、明治以降になって復活しました。
なお現在では前述しましたように、全国の多くの神社で毎月1日かあるいは15日も月次祭が行われているようです。
鶴見神社に於いては毎月1日の午前7時に、「月次祭」を斎行します。宮司が神さに氏子地域の人たちが平和で安心して暮らせますように、重ねて国家安泰と皇室の繁栄、世界の平和等などを祈願する小祭です。

月次祭式次第 
先ず修祓(しゅばつ)の儀。心身を祓い清めて、神に近づく行事です。
次に宮司一拝
次に献饌。神饌(しんせん・お供え物)を供える行事です。
次に大祓詞奏上(おおはらいしそうじょう)。氏子地域の人たちの先月の積もり積もった罪穢れを祓い清め、今月も生まれ代わって生きられる、という意味で奏上します。
次に宮司祝詞奏上(のりとそうじょう)。最も厳粛、かつ最重要行事です。
次に 宮司玉串奉奠(たまぐしほうてん)。玉串を捧げ、神への崇敬の心を表す行事
次に撤饌。宮司が神前に進み、神饌を下げる行事です。
次に宮司一拝


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