すべての病の原因は顔にあり

すべての病の原因は顔にあり
鶴見神社のお宮のはり・きゆう院では、いろいろな腰痛や肩こりの患者さんが見えます。それを鍼やお灸で治療して行くわけですが、最近、特に思いますことは、東洋医学では経絡と言う「気」の流れが12本ありますが、それがショートすることにより、病気の症状が出ますが、それなら、どこの経絡に出るかと言うことです。

私はすべての経絡のショートは顔面部の30以上ある表情筋に出現すると考えてきています。腰痛であろうが、神経痛であろうが、胃痛であろうが、顔面部の表情筋にある経絡、つまり経穴(つぼ)に反応点が現れると言うことです。人間の感情は、すべて表情筋に表れます。楽しいこと・悲しいことなど顔を見れば理解できます。

この表情筋にすべての病気の反応点が存在すると考えたならば、顔面部にお灸することはできませんが、鍼を刺すことはできます。この顔面部の反応点に鍼治療することが、効果を上げる事ではないかと考えてきたのです。

実際に、顔面部しかしない鍼灸治療など効果がないという同業者もいますが、感情を表現するこの表情筋の緊張をとり除くことが、自律神経を安定させ、免疫力を増加させることだと考えています。

治療室に来た患者の顔を見ますと、重症であればあるほど、暗い表情になっています。これを明るい顔にするために顔面部に痛くない鍼治療を施します。自分で言うのも何ですが、結構リラックスされて効果は良いほうだと思います。もっとも暗い表情の患者には、病気の種類は問わないで、私が編み出した大和言葉の訓練法をします。患者の多くは笑いながらしますので、この笑いこそがすべての病気を治す根幹ではないかと思います。鍼治療を恐がる患者には顔面部のしわやシミが副産物としてとれますよ、といえば女性の患者は納得して受診されます。

顔面部の鍼治療では、ほとんど無痛でしかも20本ぐらいの鍼を刺しながら30分間ほど何もしゃべらず寝てもらいます。自律神経を安定させることを目的にしていますので、ただひたすらに眠ってもらいます。その後、いろいろな症状を訴えられている患部に、ほんの少し、しかもほとんど無痛で刺激を与えて治療することにしています。

そうすることにより、今までの治療と違った効果を上げることができました。要するに、すべての病気は表情筋の緊張を緩和し、にこやかに笑顔でリラックスすることで免疫力を高められる、ということです。




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