靖国神社の第1回「軍馬、軍犬、軍鳩合同慰霊祭」について

靖国神社の第1回「軍馬、軍犬、軍鳩合同慰霊祭」について
例年4月7日に、靖国神社にて執り行われていた、「愛馬の日 戦没馬慰霊祭」ですが、本年より、軍馬、軍犬、軍鳩慰霊像関係者が相談されて4月第一週目の日曜日午後1時に、
「軍馬、軍犬、軍鳩合同慰霊祭」を齋行することとなりました。

今年の第1回合同慰霊祭は、4月1日(日)午後1時より(受付は12時20分より)
靖国神社遊就館前、軍馬、軍犬、軍鳩像前にて行われました。

第1回「軍馬・軍犬・軍鳩合同慰霊祭」となった開催場所は、靖国神社の遊就館の前の広場で、パール博士顕彰碑の前の方に軍馬と軍犬と軍鳩の像がある所です。国歌斉唱後、神道の祭式に従い下記の通りの式次第で執行されました。約80名ほどの出席者があったそうです。

一、神職参進
一、祭始めの楽
一、修祓の儀
一、降神の儀
一、献饌の儀
一、祝詞奏上
一、献楽 「愛馬進軍歌」「軍用犬行進歌」
一、玉串拝礼
一、撤饌の儀
一、昇神の儀
一、神職退下
  放鳩

そして、最後は昇殿参拝されました。ところで前述しましたように、靖国神社の遊就館前広場には、馬、鳩、そしてシェパードを象った銅像が並んでいます。正式名称は、馬の像が「戦没馬慰霊像」、鳩の像が「鳩魂塔」、シェパードの像が「軍犬慰霊像」と呼んでいます。特に靖国神社と新潟護国神社の軍犬慰霊碑は、もと関東軍軍犬育成所員らが戦後に奉納されたものです。

中国の東北地方には、軍用犬研究の中心であった施設があり、敗戦で放棄されました。八路軍とソ連軍が相次いで進駐し収容されていた軍犬達は八路軍が接収していった歴史があります。そして軍用犬を訓練していた兵士は武装解除ののち、シベリアへと抑留されます。

戦後になってシベリアから帰国したもと兵士たちは、戦地に消えた多数の軍犬達を悼むために慰霊碑設置運動を開始したのです。

大東亜戦争で戦死された英霊は、全員が故郷に帰り、愛する家族が待っている家に戻りたい思いには計り知れないものがあります。馬も犬も鳩も戦場では、ともに戦った戦友なのです。その多くは戦場で兵士とともに死んで行きました。

遺骨も遺品もない英霊も多くおられます。今もって屍を南方やシベリア等に晒したままにされています。また靖国神社に祀られている護国の英霊には墓も仏壇もない英霊も多くおられます。「共に戦死したら靖国神社で会おう」と言う言葉が彼らの合言葉です。私は生き残った戦友が靖国神社を参拝されることが、英霊を慰めるとともに、その約束を果たす場所であると思います。
 
年々、その約束を果たすために参拝される戦友たちは減ってきます。集まる戦友は少なくなってきましたが、子供や孫たちに代参させられるケースが多くなってきました。

馬や犬などが活躍したのは中国大陸の戦線が主でありました。彼らも英霊と同じように靖国神社に慰霊したいという希望が、戦場で斃れた馬の霊をなぐさめるため昭和33年(1958)に奉納されました。誠実な伝令として戦場で活躍した伝書鳩の霊をなぐさめるため昭和57年(1982)に奉納されました。

そして軍犬慰霊像は兵士たちにとって最愛の仲間であったジャーマン・シェパードの銅像で、平成4年(1992)3月に奉納されました。慰霊碑の碑文を紹介します。

昭和六年(一九三一年)九月満州事変勃発以降、同二十年八月大東亜戦争終結までの間、シェパードを主とする軍犬はわが将兵の忠実な戦友として第一線で活躍し、その大半はあるいは敵弾に斃れ、あるいは傷病に死し、終戦時生存していたものも遂に一頭すら故国に還ることがなかった。この軍犬の偉勲を永久に伝え、その忠魂を慰めるため有志相はかり
広く浄財を募りこの像を建立した
                         平成四年三月二十日 動物愛護の日

私の家系は代々動物が大好きで、先代は乗馬が大好きでした。犬も猫も猿も社務所に飼っていました。猿は鶴見神社の本社である滋賀県大津市坂本の日吉大社の神さまの神の使いとして大切にされていましたので、先代もフィリピンのかに食い猿を飼っていました。犬などは5匹も飼っていたことがありました。

女の子の甲斐犬が大好きでした。死ぬまでに女の子のシェパードを飼いたいといっておりました。特に平成5年8月に靖国神社に正式参拝したとき、軍犬の像の前に参拝しています。そのときドックフードをお供えしました。軍馬の像の前には人参を、軍鳩の像の前では大豆のお供えしています。

中国も韓国も北朝鮮も、そして台湾の一部も、犬や馬そして鳩まで祀られている靖国神社に政治干渉しすぎだと思います。



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