「おやじ座り猫」町おこしに一役 大阪・鶴見区の初代招き猫に就任

「おやじ座り猫」町おこしに一役 大阪・鶴見区の初代招き猫に就任

平成27年4月19日の産経新聞の朝刊の大阪市内版から記載します。

 あぐらをかいたような“おやじ座り”で人気者の大阪市鶴見区の猫「福ちゃん」が、同区で有志が取り組むまちおこしプロジェクトのシンボルになることになった。18日、まちおこしをPRし福を呼ぶ「初代招き猫」になる就任式が、区内の鶴見神社であった。関係者は地元鶴見のアピールに期待をかけている。(服部素子)

 このプロジェクトは「鶴見は最高の住み家」と名付けられ、自治会長や神社の宮司、寺の住職、自営業者ら有志約10人が今年3月に立ち上げた。鶴見区の字のうち鶴は古来、縁起がよいとされ、鶴見神社10+ 件をはじめ区内の神社では、お祈りすると、良縁がもたらされるという言い伝えもある。このため「良縁百福の郷、つるみ」をキャッチフレーズに、日本一の縁起のよい町を目指し、さまざまな活動に取り組んでいる。

 福ちゃんは区内に住む多田定幸さん(56)の飼い猫で、12歳のオスのスコティッシュフォールド。人間があぐらをかくような形で座ることがあり、“おやじ座り猫”として話題になり、マスコミにも取り上げられている。さらに、目の色がそれぞれ金目と銀目で縁起がよく、3年前に肝臓がんから生還した強い生命力もあることから、初代招き猫にと白羽の矢が立った。

 今回、初代招き猫とするのに合わせて、古来、厄除けに効果があるとされる桃をイメージした帽子をかぶらせて「もも福ちゃん10+ 件」と命名。就任式では同神社の花谷幸比古宮司(65)が祝詞をあげ、福ちゃんの足の裏の「肉球」を印刷した「もも福ちゃん肉球カード」の入魂式も営まれた。

 同プロジェクトでは、すでに区内の7カ所にもも福ちゃんのポスターを掲げている。7カ所のポスターのある場所に行った人がポスターとともに写真をとり、その写真をメールで添付して福ちゃんの飼い主である多田さんに連絡すると「もも福ちゃん肉球カード」がもらえる。アドレスはaska@triton.ocn.ne.jp

 代表の津柳徹一さん(34)は「みなさん、もも福ちゃん10+ 件を探して、幸運をつかんでください」と話している。
福ちゃん.jpg

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