なぜ中国人は日本で常備薬やサプリメントを買うのか

なぜ中国人は日本で常備薬やサプリメントを買うのか

時々当社に中国の友人がやってきます。今年の7月・8月が頻繁にやってきました。彼等の目的はと買い物です。当社のすぐそこにイオンモール鶴見緑地店があります。そこで子供たちと孫は買い物する間に、友人は私と会話を楽しみます。

友人に彼等はイオンで何を買うの、と聞くと化粧品とサプリメント・常備薬と言います。こと医薬品だけを言えば、種類も豊富で圧倒的に中国の方が安いと思います。しかし粗悪品が多いので日本で買い求めたほうが安心なのです。

別の友人は今年の4月ごろ、人間ドックのツアーで山口県の下関の病院で健康診断を受診していました。聞けばかなりの高額の、人間ドックツアーでした。

中国人は日本の病院を希望する背景には、中国の評判のわるい病院事情があります。北京のある病院では夜明け前から長蛇の列ができます。しかし診察を受けられる人は少ないと思います。そこの病院には「診察予約券」が発行されます。しかし「診察予約券」はなかなか手に入りません。その理由は日本でいう「ダフ屋」が病院の事務方から「診察予約券」を違法に買い入れるからです。

ところで中国の病院は受付にならんで「診察料」と「カルテ冊子代」を支払います。そしてどの医師に受診するのか指定し、その医師から検査が必要だといわれたら、会計で「検査料」を支払い領収書を持って検査を受けます。検査結果を持って再び医師に診察を受け、注射や点滴が必要な場合、会計で「注射料」や「点滴料」を支払つて、領収書を持って処置室に行きます。

薬剤の投与が必要な場合、会計で「薬代」を支払い領収書を持って薬局に行きます。

簡単に説明していますが、検査や処置にも薬局にも長い順番待ちがあります。その結果、患者の検査結果を待たずに帰宅する医師もおります。

なぜこのようなシステムがあるのか、といえば「診察代」を踏み倒しの予防策です。

また有名な医師や教授には高額のお金が必要となります。もちろん手術前の金は当たり前です。私の友人は看護師や受付の人にもお金をわたしていました。その友人が病院食が口にあわないので近くのレストランで三食、食べていました。

日本の医療や老人施設が中国で人気なのは、優秀で質の高さがあるからです。医師も看護師も介護福祉士も丁寧な対応と敬語で応対するからです。「おもてなし」というサービス文化が根底にあるからです。

中国人は自国のシステムが悪い病院にかかりたくないので、病気予防に一生懸命なのです。

そのために常備薬やサプリメントが必要なのです。しかし自国の常備薬は効き目が強力でも副作用の心配、何よりも何が成分に入っているか、安全性に疑いを持っているのです。



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