ツボの作用と効能について

ツボの作用と効能について  
 
ツボの作用には、温める作用、熱を下げる作用、エネルギーを補充する作用、筋肉を和らげる作用、精神を落ち着かせる作用などを指します。ツボは体質、症状、活力エネルギーの崩れに合わせ、組み合わせて始めて局所的な治療のみではなく、体質改善、免疫力の向上、いわば肉体と精神のバランス調整の治療となります。
 
人間の肉体は機械とは違い、壊れたから部品を変えるという訳には行きません。しかも精密であると共に、ひとりひとり微妙に異なります。ですから病の治し方も、個人個人に合わせて治療をする必要があると考えます。その為にツボの選穴は、個人の体質の違いで使い分けて行きます。

もちろん数値や症状を抑えて治して行く治療も大切です。 しかし、病・症状によって免疫力を向上させ、自然治癒力を高めて行く治療が大切だと考えます。 このように鍼灸医学は、数値や症状を抑える治療に目を向けているのではなく、あくまでも個々の体質改善、病を治そうとする気・血・水の活力エネルギーを調整し、回復させ、自然治癒力を高めて行く治療だということです。
 
症状があるのに検査異常、数値異常が見つからない方は違う視点から見立てる意味に於いても、鍼灸を含む東洋医学の受診や相談を考えるのも良いかも知れませんね。また体調不良は無くても、普段から予防養生で受診されると、免疫力を良い状態に保て、健康維持にもつながります。また体質改善は、気・血・水の活力エネルギーを調整をすることにより可能となります。これも東洋医学の特徴のひとつと言えます。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。