日本の正義を取り戻したい

日本の正義を取り戻したい
昭和20年8月15日から始まるアメリカ占領軍の基本的対日政策は二つにまとめられます。一つは日本がアメリカと二度と対等にならないように、二つ目は復讐心を持たせないようにすることでした。そのため武装解除をした後、心の武装解除が6年8ヶ月の占領中の間、徹底的に行われました。

6年8ヶ月の占領期間中に『東京裁判』が行われ、『占領憲法』『教育基本法』が作られたのです。その結果、「アメリカに負けて良かった」とさえ言わせることに成功したのです。
このことは平成22年の今日まで思わせることにもなっています。

なぜならば、今もって歴史と誇りが対日政策の中に完全に消えていってしまっていることを国民の多くが自覚していません。チェコ出身の作家、ミラン・クンデラの著『笑いと忘却の書』西永良成訳(集英社 1992年)の中に、

一国の人々を抹殺するための最初の段階は、その記憶を失わせること・・その歴史を消し去った上で、誰かに新しい本を書かせ・・発明すること

という記述があります。これと同じようにアメリカの対日政策は徹底的になされました。日本人の復讐心も見事に消失させました。つまり日本が独立自尊の精神を喪失したのです。戦争に負けると言うことは実にこういうことで、武力で負けただけなのに、日本人の価値観や精神構造まで破壊されてしまったのです。

日本人の精神と歴史が悪のように否定されたのです。戦後の日本とは戦勝国による占領政策、植民地の一つの形態ではないでしょうか。余談ですが、NHKの受信料も占領軍が決めたものですよ。戦争に負けたのですから当然かもしれません。でもその後65年間も負け続ける必要はないと思います。
 
私は、日本の正義と道義を取り戻すためにもう一度戦争をしょうと主張しているのではありません。だからといってこのまま不正義を押しつけられ、永遠に、アメリカの子分になりたくはありません。

 私は、戦勝国の都合で書きかえられた、教科書を破棄し、封印された日本の立場、日本の主張、日本の正義や道義に基づく、「日本の歴史教科書」を、自らの手で作ることを提言し、6年8ヶ月の占領中に作られた日本国憲法を改悪することを希望しているのです。これ以外に、平和的に日本の正義を取り戻し、罪をなすり付けられて死んで行った人達の無念を晴らす方法はないと信じます。




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jack

本当に同感です。
ソネットのブログのジャンルに政治がないのも
その辺から来ているのでしょうね。
by jack (2010-11-21 19:49) 

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