五穀について

五穀について
昨夜、鶴見神社では祈年祭を執行いたしました。五穀豊穣を神さまにご祈念申し上げるのが祈年祭の趣旨ですが、白川神道、通称伯家神道では、神さまのご命令をお聞きする祭祀なのです。神さまから「今年も祈念して五穀豊穣を成し遂げなさい」というお言葉を戴くのが祈年祭です。昨夜も、ご先祖から伝承されています難しい祈年祭の祝詞を奏上しました。鶴見神社では、神さまのお供えの一つに五本の弓矢を献上する儀式があります。これも白川流の儀式の一つだといわれています。

ところで一般的には、五穀は米・麦・粟(あわ)・豆・黍(きび)と言われています。しかし、五穀が何かということは、時代や地方によって違っているようです。

「古事記」・「日本書記」には、殺された神の死体から五穀が生まれ出たと話があります。
「古事記」の五穀には、稲・麦・粟・大豆・小豆
「日本書紀」の五穀には、稲・麦・粟・稗・豆

江戸時代以降は、米・麦・粟(あわ)・豆・黍(きび)を五穀ということが主流とのことです。




nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。