今回の大地震について

今回の大地震について
東北関東大震災で被害に遭われた人たちや不幸にして震災で亡くなられたお方に哀悼の意を表します。行方不明となっている方々、そして今も余震、津波、火災に怯えている人々の事を思うと心が痛む思いです。

 心よりお見舞い申し上げます。

警察官、自衛官、消防士などの方には大変だと思いますが、頑張っていただきたいと思います。

ところで平成23年3月13日、ニューデリー市内の日本大使館前で「日本は立ち上がる。これまでも立ち上がってきた」という東日本大震災の犠牲者を追悼し、日本との連帯をアピールする式典を開催してくれました。インドの国会議員や有識者、高僧など約40人が開催してくれました。

それとは反対に、東北関東大震災を受けて在日フランス大使館は3月13日、余震の可能性や福島第1原発での事故を踏まえ、首都圏にいるフランス人に対し、滞在すべき特段の理由がない場合は数日間、速やかに関東や日本を離れるよう同大使館のウェブサイトで勧告しています。

私は今回、5日間ほどブログを記述していません。私の記述が、過激なために「風説の流布」に当たるかもしれないことから遠慮してきました。ところが福島第1原発での事故や自衛隊の5万人災害出動要請など、あまりにも民主党の政権能力のなさや危機管理能力のお粗末さにあきれてしまい、記述することにしました。

民主党さんに一言、子供手当や高速道路無料化をマニフェストにするのもよいのですが、日本は地震国であり台風や火山の噴火などの自然災害が多い国です。余計なお金を使わず、災害に対しての危機菅理と予算を準備すべきです。菅総理、あなたは学生の頃、憲法9条を正当化し自衛隊の存在を認めていなかったと記憶します。自衛隊の能力についてあまりにも無知です。一国の総理大臣となり、この東北関東大震災で10万人の自衛隊の災害出動が必要です。5万人ではありません。1人の行方不明者に最低5名の隊員が必要です。護衛艦ではなく海自の空母がせめて3隻でもあれば事態は進展していたと思います。

次に国内にある55基の原子力発電所は地震以外に、北朝鮮のミサイル攻撃の標的になっていることは、菅総理あなた自身は知っておられたと思います。日本最大の危機管理の目的とは、国民の生命を守るには、どうすればよいのか、ということに尽きます。それが仮に地震やミサイル攻撃によって原発が破壊され、大勢の住民が放射能で汚染された時、一体どうなるのか、現政権は対策のシュミレーションしたことがなかったと思います。

今回のように、地震直後の被害地域と福島県の原発を一国の総理が空自のヘリコプターを使用して視察するような暇があれば、対策をしっかり練り、速やかに対処すべきが日本の指揮官だと思います。指揮官が二転三転ドタバタしているようでは、国民に不安感を抱かせます。

菅総理、あなたは日本人の秩序のよさ、略奪や暴動のない気質に助けられています。これほどの大被害に遭いながらも、私たち日本人はパニックには陥らず、秩序を保ち、礼儀さえ保って、お互いを助け合っています。これが世界に誇る日本人の優秀さです。共に助け合っている姿をテレビで見ますと、日本人から見れば当たり前のことですが、CNNテレビの3月12日夜のニュース番組で米国のスタジオにいるキャスターのウルフ・ブリッツアー記者と、被害の多大な宮城県にいるキュン・ラー記者とのやりとりが日本国民の態度を詳しく伝えていました。

 米国のスタジオにいるブリッツアー記者が「災害を受けた地域で被災者が商店を略奪したり、暴動を起こしたりという暴力行為に走ることはありませんか」と質問しますと、ラー記者は次のように答えていました。

本の被災地の住民たちは冷静で、自助努力と他者との調和を保ちながら、礼儀さえも守っています。共に助け合っていくという共同体の意識でしょうか。調和を大切にする日本社会の特徴でしょうか。そんな傾向が目立ちます。略奪は皆無です。飲食物の配給も整然とならび自分たちの順番を待っています。

この日本からのラー記者の報告はCNNテレビで繰り返し放映されました。日本人の遺伝子の中に、助け合いの精神と人としての誇りが組み込まれていると思います。大変な危機に対しても、日本人の冷静で沈着な態度が報じられていた。そのCNNテレビのニュース報道は全米向けだけでなく、世界各国に向けても放映されています。

官総理、あなたの役目は、被災者の速やかな救済と福島の原発の放射能汚染から国民をどのように守るのかにつきます。ウロウロと被災地を視察したり、東京電力の本社に出向き社長に文句を言う時間はありません。



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