居座る菅首相と辞めさせることが出来ない民主党のだらしなさ

居座る菅首相と辞めさせることが出来ない民主党のだらしなさ
福島原発で事故の状況や対策の方法について、今は原子力安全・保安院の西山審議官がテレビに出て説明しています。彼の頭の毛は、カツラかどうかは、どうでもよい話です。更迭された前中村幸一郎・審議官は的確な判断を国民に伝えたのに、おかしな話です。

前の中村審議官は東大工学部出身の技術キャリアです。震災翌日の会見で、「検出された放射性物質から、1号機の炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と炉心溶融の可能性に言及しました。それは正しい認識だったのです。

ところが、アホの菅首相とうそつき枝野幸男・官房長官は、「国民に不安を与えた」と問題視し、中村氏を会見の担当から外すように経産省に指示したのです。

それから枝野長官は会見で、炉心溶融情報について、「炉を直接見ることはできない」と言い切りました。これは前の中村審議官の正しい指摘を封印し大本営発表に変えてしまいました。

前の中村審議官の発言の段階でメルトダウンを認め、すぐに海水注入の措置を取っておけば、その後の水素爆発、放射性物質の拡散は防げた可能性が高いと米仏の専門家は発言しています。アホの菅首相とうそつき枝野幸男・官房長官は口を開けば「安全性に何の問題もない」などと言い続けました。菅さん、枝野さん、福島県民や東北地方の人々を危機に陥れた責任とつみは非常に重いと思います。

東電に工程表を出させて、国会で早期に収束すると言っても、現状では、その見通しさえ示せなくなっています。その証拠に数ヶ月はかかるなどと言っていますが、その数ヶ月のも曖昧で数年経つと発言するようになると思います。

 民主党政府がこれまで言ってきたことを信じる人は誰もいません。その証拠が統一地方選挙の敗北です。政府の言っていることが信じられないという事は、民主党の崩壊の音が聞こえてきたということです。

 菅総理や民主党政権が、自分達の都合の悪いことは徹底的に隠蔽し、大本営発表と同じく真実を言わなくなった政府は、操縦士がいない飛行機と同じです。いつ墜落するか時間の問題だと思います。早急に操縦士をかえないと墜落事故で大惨事を招きます。

当初、経済産業省原子力安全・保安院が、震災当日の3月11日夜、東京電力福島第1原発事故に関して、3時間以内の「炉心溶融」を予測していました。翌日の12日早朝には、原子炉の圧力を低下させる応急措置を取る方針が決っていました。ところが応急処置をするまでに半日の時間が要しました。その理由はアホの菅直人首相は12日早朝、原子力安全委員会の班目春樹委員長と予定通り現地を視察したためです。

以上のことは3月27日の政府文書や複数の政府当局者の話で判明しています。初動判断のミスで事態深刻化を招いたのです。少なくとも新尊皇攘夷派の私たちは穏健ですが、新右翼の連中は今後、どのように責任を取らせたらよいものか思案中です。身辺警護を十分に・・・・

 


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