日本の情報機関も知っていること

日本の情報機関も知っていること
すでに日本の情報機関も知っていることですが、平成25年1月14日、人民解放軍の機関紙・解放軍報によれば、中国人民解放軍総参謀部が全軍に対し、2013年の軍事訓練は「戦争に備える」よう指示したことが分かりました。これは中国人民解放軍の念頭の目標を述べたものですが、尖閣諸島や南シナ海問題を念頭に策定され、日中軍事衝突を想定した訓練を実施するように指示したものです。

現在、最新鋭ステルス戦闘機「F35」を、沖縄の米空軍嘉手納基地に配備するほか、米第7艦隊は空母「ジョージ・ワシントン」と「ジョン・C・ステニス」の2隻を西太平洋に展開しています。尖閣諸島をもカバーする新型輸送機オスプレイも、沖縄の米軍普天間基地に配備しました。

 現在、尖閣諸島は、海上保安庁の第11管区海上保安本部が、全国の海上保安本部からの応援も得ながら、中国艦船による理不尽な領海侵犯に対応しています。当然、空自も警戒態勢を敷いています。しかしながら日本国民は世界最強の軍隊を持つ米国の後方支援があると信じています。

私はこのままのネズミたたきでは、尖閣諸島の紛争で米国が日米安保条約を発動する可能性は無いと思います。国民の多くは、日米安保がある限り、米軍が軍事的に介入すると思っています。何度も言いますが、米国の憲法では、交戦権は議会で承認されなければ行使できません。例え日本領土が攻撃されたとしても、米議会の承認が得られない限り、米軍は出動できないのです。そのことを中国共産党の指導部は理解しているのです。

世界の常識、米国民の常識、安全保障の常識として、日本の領土を守るのは、先ず自衛隊です。中国が尖閣諸島に軍事侵攻してきた場合、当然、日本の陸海空自衛隊が真っ先に領土防衛に当たらなければなりません。最新鋭の装備も、日々の過酷な訓練もそのためにあります。そのうえで、日米安保条約で、日本の防衛義務を負っている米軍が介入することになっているのです。アホの民主党政権時代のアホの鳩山の友愛思想や菅の左翼思想によって、自衛隊の予算は削られ、防衛意識さえ無くなりました。

 確かに平成24年11月19日のパネッタ米国防長官は中国の習近平副主席と北京で会談した際、「尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲内」との立場を伝達しました。実に心強いのですが、日本は「さむらいの国」です。

なぜ皆さん、NHKの大河ドラマに「八重の桜」が放送されているか、理解されていますか。会津藩の砲術師範の家に生まれた山本八重が、女でありながら会津武士道をもって官軍と戦い、家老の西田敏行が演ずる西郷頼母の一家は婦女子に至るまで戦い抜いて花と散りました。

これは日本の情報機関やCIAが日本国民も婦女子に至るまで、日本を守るために戦い抜くことを、回りくどく日本国民に教えているのです。米軍は沖縄戦線で戦った日本人を知っているのです。女学校の生徒まで戦った悲惨な戦いを知っているのです。「ひめゆりの塔」を見て平和の重要性を理解するのも大事ですが、彼女らの多くは祖国を守るために犠牲になりました。今の平和は大東亜戦争で散られた多くの護国の英霊のおかげです。この平和を守るためには、強い日本人・強い日本国に生まれ変わらなければなりません。

中国の指導部は短期間に生まれ変われる日本人が恐いのです。「戦わずして勝つ」という孫子の兵法を、そのままに作戦を練った中国の心理戦に負けてはなりません。これからも軍事的圧力で日本人に恐怖を与えながら、尖閣諸島を占領して行くでしょう。そのために日米同盟に亀裂を入れるのも作戦の一つだと思いますので、日本政府は毅然として「尖閣は絶対に守る」と言って、多少の軍事衝突も辞さない姿勢が必要です。

私は中国の軍事的脅威より、謀略工作が心配です。 中国の卑劣な陰謀に屈してはならない信念を持ち続けることです。


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