新嘗祭の神饌

新嘗祭の神饌
月曜日と火曜日は専門学校の講義あり、勉強で忙しくしています。その上、昨夜は大学の理事会と評議員会があり帰宅したのが午後10時ごろでした。還暦も過ぎていますので週3回の講義はつらいものがあります。そろそろ引退も考えなくてはなりません。

ところで、そろそろ11月も終わりに近づき、七五三も今度の土・日でピークがすぎると思います。神社ではお正月の準備とともに11月23日(勤労感謝の日)に行われる秋の大祭『新嘗祭(にいなめさい)』の準備に追われています。

新嘗祭は簡単に言うと収穫祭すなわち新穀の収穫を神様に感謝するお祭りです。宮中では天皇陛下が天照大神をはじめ神々に新穀をお供えし、ご自身もお召し上がりになります
これに合わせて全国の神社でも新嘗祭が行われます。この事から勤労を尊び、生産を祝い、国民たがいに感謝する日として11月23日は勤労感謝の日として国民の祝日となっているのです。

さて鶴見神社でも11月23日の午前7時に新嘗祭が行われます。新嘗祭では、総代長が自ら作られたお米、和稲(にぎしね=精米)と荒稲(あらしね=籾)をお供えします。それに白酒(にごり酒)・黒酒(私は清酒に黒砂糖を混ぜています)をお供えします。その他に、餅・海魚・乾物・野菜・果物・菓子・塩・水・の7品をお供えします。

ところで神饌(しんせん・お供えのこと)の数え方は、神饌を載せる三方(さんぼう)や高杯(たかつき)の数によって、〇〇台と数えます。先程の当神社の新嘗祭の神饌7品は、7台の高杯にのせてお供えしています。

昨年は、お供えとしてワインのボジョレーヌーボーを頂戴したり、新米で作られたおにぎりや新そばも頂きました。氏子さんが作られたパンもお供えとしてありました。神饌も色々ですが、「神様に感謝の心を込めてお供えし、おもてなしをする」という心には変わりがありません。


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